知多市議会 > 2008-09-26 >
09月26日-04号

  • "児童"(/)
ツイート シェア
  1. 知多市議会 2008-09-26
    09月26日-04号


    取得元: 知多市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-04
    平成20年  9月 定例会(第3回)               9月26日1 出席議員 (23名)       1番  大村 聡       2番  青木志浩       3番  江端菊和       4番  冨田一太郎       5番  大島大東       6番  荻田信孝       7番  中村千惠子      8番  島﨑昭三       9番  中平ますみ     10番  夏目 豊      11番  中村祐次      12番  山口 修      13番  花井敏博      14番  向山孝史      15番  尾之内 勝     16番  北原日出海      17番  土師静男      18番  小坂 昇      19番  近藤久義      20番  竹内司郎      21番  米原洋太郎     22番  松井卓朗      23番  森田 一2 欠席議員 (0名)3 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長         加藤 功   副市長       早川豊彦  教育長       戸谷 肇   病院長       種廣健治  総務部長      渡辺正敏   企画部長      早川昌典  生活環境部長    吉戸雅純   健康福祉部長    浅井哲生  産業経済部長    竹内基二   都市整備部長    天草雅治  水道部長      竹内敏男   看護専門学校長   早川英男  病院事務局長    峯神 慎   会計管理者     山本道男  消防長       安永隆男   教育部長      栗本清光  総務課長      森田 稔   市民活動推進課長  淺田文彦                 4 本会議に職務のため出席した議会事務局職員  事務局長      片桐義人   議事課長      山口貴雄  副課長       上田雅敏             宝 治男            岩永直育             吉川 拓5 議事日程日程議案番号件名155知多市認可地縁団体印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正について256知多市職員の公益法人等への派遣に関する条例の一部改正について357知多市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について458知多市議会の議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例等の一部改正について559知多市税条例等の一部改正について660知多市使用料及び手数料条例の一部改正について761知多市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について863財産の取得について964財産の取得について1065知多市国民健康保険税条例等の一部改正について1166知多市保育所の設置及び管理に関する条例の一部改正について1267知多市やまもも授産所の設置及び管理に関する条例の一部改正について1368新田小学校校舎第1期改築工事のうち建築工事請負契約について1469知多市知多斎場の設置及び管理に関する条例の一部改正について1571平成20年度知多市一般会計補正予算(第3号)1672平成20年度知多市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)1773平成20年度知多市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)1874平成20年度知多市知多墓園事業特別会計補正予算(第1号)1975平成20年度知多市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)20認定1平成19年度知多市一般会計歳入歳出決算認定について21認定2平成19年度知多市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について22認定3平成19年度知多市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算認定について23認定4平成19年度知多市知多墓園事業特別会計歳入歳出決算認定について24認定5平成19年度知多市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について25認定6平成19年度知多市病院事業会計決算認定について26認定7平成19年度知多市水道事業会計決算認定について27認定8平成19年度知多市下水道事業会計決算認定について2876平成20年度知多市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)29同意1教育委員会委員の任命について3077知多市議会会議規則の一部改正について31意見書4生活保護の充実を求める意見書について32意見書5愛知県の私学助成の増額と拡充に関する意見書について33意見書6学級規模の縮小と次期教職員定数改善計画の実施を求める意見書について34意見書7道路財源の確保についての意見書について35意見書8食料自給率の向上を求める意見書について36 議員派遣について6 会議に付した事件   議事日程に同じである。          (9月26日午前9時30分 開議) ○議長(松井卓朗)  本日は、大変御苦労さまでございます。現在の出席議員は、23名でございます。定足数に達しており、会議は成立いたします。ただ今から第3回知多市議会定例会を再開いたします。 休会中は、各委員会に付託をいたしました案件につきまして、熱心に御審査を賜り、誠にありがとうございました。 本日の議事日程につきましては、お手元に配付した日程のとおりでございます。この議事日程に従いまして、会議を進めてまいりたいと存じますので、よろしくお願いをいたします。      ----------------------------- ○議長(松井卓朗)  ここでお諮りいたします。日程第1、議案第55号から日程第19、議案第75号まで以上19件は、会議規則第34条の規定により一括議題といたしたいと存じます。御異議ございませんか。          (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。よって、日程第1、議案第55号 知多市認可地縁団体印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正についてから日程第19、議案第75号 平成20年度知多市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)まで、以上19件を一括議題といたします。 以上の議案は、各常任委員会に付託がしてございますので、会議規則第38条の規定により各常任委員長の報告を願います。 最初に、17番 総務委員長の報告を願います。17番 総務委員長。          (17番 総務委員長 登壇) ◆17番(土師静男)  皆様、おはようございます。議長の御指名を得ましたので、総務委員会の審査の経過並びに結果について報告いたします。 去る9月5日の本会議におきまして、当委員会に付託を受けました議案第55号 知多市認可地縁団体印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正について、議案第56号 知多市職員の公益法人等への派遣に関する条例の一部改正について、議案第57号 知多市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について、議案第58号 知多市議会の議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例等の一部改正について、議案第59号 知多市税条例等の一部改正について、議案第60号 知多市使用料及び手数料条例の一部改正について、議案第61号 知多市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について、議案第63号 財産の取得について、議案第64号 財産の取得について、議案第71号 平成20年度知多市一般会計補正予算(第3号)のうち総務委員会所管事項について、以上10件について、9月10日午前9時30分から委員全員の出席のもとに委員会を開催し、慎重に審査をいたしました。 はじめに、議案第55号について報告いたします。 理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から1件の質問がありました。 その内容は、本市において該当する団体はとの質問に対して、登録されているのは、日長一区区有会1団体で、平成17年10月に認可、告示、印鑑登録がされています。認可時点での会員数は624名ですとの答弁がありました。 採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、議案第55号 知多市認可地縁団体印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第56号について報告いたします。 理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から2件の質問がありました。 その主な内容は、公益法人等への派遣された場合の労働条件はとの質問に対して、職員を派遣する場合は、条例により派遣職員に対し従事する業務を含め、取り決め内容を明らかにし、同意を得る必要があります。給与関係は、給料及び扶養・地域・住居・期末の各手当は派遣元で、時間外勤務・通勤・勤勉の各手当は派遣先で支給します。健康保険は、愛知県市町村職員共済組合員として加入できますが、派遣期間中は公務災害補償の適用にならず、派遣先で労働災害補償保険に加入するなど、必要な措置を講じていますとの答弁がありました。 ほか1件の質問に対しても答弁がありました。 採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、議案第56号 知多市職員の公益法人等への派遣に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第57号について報告いたします。 理事者側の説明をもって了とし、採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、議案第57号 知多市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第58号について報告いたします。 理事者側の説明をもって了とし、採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、議案第58号 知多市議会の議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例等の一部改正については、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第59号について報告いたします。 理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から1件の質問がありました。 その内容は、中国残留邦人等としているが、中国残留以外の邦人はどこを指すのかとの質問に対して、千島を含む樺太地域ですとの答弁がありました。 採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、議案第59号 知多市税条例等の一部改正については、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第60号について報告いたします。 理事者側の説明をもって了とし、採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、議案第60号 知多市使用料及び手数料条例の一部改正については、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第61号について報告いたします。 理事者側の説明をもって了とし、採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、議案第61号 知多市消防団員等公務災害補償条例の一部改正については、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第63号について報告いたします。 理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から6件の質問がありました。 その主な内容は、3,675万円の投資効果はとの質問に対して、証明書等自動交付システム機器によるサービスは、年末年始を除き土曜・日曜・祝日を含め毎日午後9時まで利用できるため、日中窓口にお越しいただけない方などに対して市民サービスの向上が図られていますとの答弁がありました。 ほか5件の質問に対しても、それぞれ答弁がありました。 採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、議案第63号 財産の取得については、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第64号について報告いたします。 理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から2件の質問がありました。 その主な内容は、購入する消防ポンプ車の機能はとの質問に対して、4輪駆動車の5人乗りで、1分間に2,000リットル以上の放水が可能です。また、1.5トンの水を積載しており、すぐに水を出すことができ、泡消火装置により多種の火災に対応できます。さらに高所活動用三連式はしご、夜間照明装置などを装備し、効果的に消防活動ができる機能になっていますとの答弁がありました。 ほか1件の質問に対しても答弁がありました。 採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、議案第64号 財産の取得については、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第71号のうち総務委員会所管事項について報告いたします。 理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から2件の質問がありました。 その主な内容は、消防団運営費費用弁償の内訳はとの質問に対して、全国消防操法大会の訓練に伴う費用として、選手と団員等の出動手当33回で198万円、大会に参加する選手6名及び団長以下関係者5名の出張旅費で43万5,900円を計上しましたとの答弁がありました。 ほか1件の質問に対しても答弁がありました。 採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、議案第71号 平成20年度知多市一般会計補正予算(第3号)のうち総務委員会所管事項については、原案のとおり可決すべきものと決しました。以上、報告を終わります。          (17番 総務委員長 降壇) ○議長(松井卓朗)  次に、14番 福祉文教委員長の報告を願います。14番 福祉文教委員長。          (14番 福祉文教委員長 登壇) ◆14番(向山孝史)  議長の御指名を得ましたので、福祉文教委員会の審査の経過並びに結果について報告いたします。 去る9月5日の本会議におきまして、当委員会に付託を受けました議案第65号 知多市国民健康保険税条例等の一部改正について、議案第66号 知多市保育所の設置及び管理に関する条例の一部改正について、議案第67号 知多市やまもも授産所の設置及び管理に関する条例の一部改正について、議案第68号 新田小学校校舎第1期改築工事のうち建築工事請負契約について、議案第71号 平成20年度知多市一般会計補正予算(第3号)のうち福祉文教委員会所管事項について、議案第72号 平成20年度知多市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第73号 平成20年度知多市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)、以上7件について、9月8日午前9時30分から委員全員の出席のもとに委員会を開催し、慎重に審査をいたしました。 はじめに、議案第65号について報告いたします。 理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から2件の質問がありました。 その主な内容は、国民健康保険税条例の一部改正で、減免規定に新たな号が加えられるが、これによる減免の該当者はいるのか、また内容はどのようになるのかとの質問に対して、減免規定を受ける中国残留邦人等の該当者は、現在ありません。減免の内容は、法律の規定による支援給付を受けている方は、支援給付を受けている期間に到来する納期に係る納付額の全部を免除するものですとの答弁がありました。 ほか1件の質問に対しても答弁がありました。 採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、議案第65号 知多市国民健康保険税条例等の一部改正については、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第66号について報告いたします。 理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から1件の質問がありました。 その内容は、改正により、今までの内容と変わるのかとの質問に対して、今回の改正では生活保護世帯と同様に、中国残留邦人等の円滑な帰国の促進及び永住帰国後の自立の支援に関する法律の規定による支援給付を受けている中国残留邦人等の世帯について、保育所使用料を無料とする対象世帯の範囲を広げるものです。また、生活保護世帯保育所使用料が無料の方はそのまま無料とし変更はありませんとの答弁がありました。 採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、議案第66号 知多市保育所の設置及び管理に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第67号について報告いたします。 理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から7件の質問がありました。 その主な内容は、21年度開所予定の施設を新たに設置することを踏まえ、職員の確保はどのようにされるのかとの質問に対して、施設職員確保のための財源は、利用日数によって支払われる報酬で賄われるため、正規職員の採用は最低限とし、非常勤の職員を採用するなどの経営努力が必要となります。職員確保については、指定管理者が市と施設開設準備事業委託契約の後、体制を整えるものと考えていますとの答弁がありました。 ほか6件の質問に対しても、それぞれ答弁がありました。 また、要望が1件ありました。 採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、議案第67号 知多市やまもも授産所の設置及び管理に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第68号について報告いたします。 理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から7件の質問がありました。 その主な内容は、新田小学校校舎改築工事を第1期と第2期に分ける理由はとの質問に対して、新田小学校校舎建築事業は、国庫支出金上、老朽校舎改築事業として南棟を、面積不足による増築事業として北棟を建築する2本立ての計画をしています。当初予算では改築事業増築事業をあわせ、1つの契約を行い、2か年で工事を予定しておりましたが、確認申請の再申請により工事発注が遅れ、国庫支出金上、20年度に必要な全体事業の40パーセントの出来高が見込めない状況になりました。そのため、全体工事を2期に分け、それぞれの工事に必要な国庫支出金を充てるようにしたためです。第1期分の工事については、国庫支出金上必要な40パーセントの出来高を見込んでいますとの答弁がありました。 ほか6件の質問に対しても、それぞれ答弁がありました。 採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、議案第68号 新田小学校校舎第1期改築工事のうち建築工事請負契約については、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第71号のうち、福祉文教委員会所管事項について報告いたします。 理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から6件の質問がありました。 その主な内容は、看護専門学校整備費工事内容はとの質問に対して、2階女子学生用トイレの改修で、破損配管の交換、破損している壁面タイルの改修、シャワー付き洋式便器への取り替え、またこれに伴い10か所を6か所にするものです。工期は21年3月下旬までを予定していますとの答弁がありました。 ほか5件の質問に対しても、それぞれ答弁がありました。 採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、議案第71号 平成20年度知多市一般会計補正予算(第3号)のうち福祉文教委員会所管事項については、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第72号について報告いたします。 理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から3件の質問がありました。 その主な内容は、後期高齢者支援金の減額の理由はとの質問に対して、主な理由は、過去の伸び率により国保加入者数を2万4,500人と見込みましたが、社会保険診療報酬支払基金においては、国保加入者が減少していくとし、2万3,361人と見込み、算定されており、約4,000万円の減額となったものですとの答弁がありました。 ほか2件の質問に対しても、それぞれ答弁がありました。 採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、議案第72号 平成20年度知多市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第73号について報告いたします。 理事者側の説明をもって了とし、採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、議案第73号 平成20年度知多市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決すべきものと決しました。以上で報告を終わります。          (14番 福祉文教委員長 降壇) ○議長(松井卓朗)  次に、15番 建設経済委員長の報告を願います。15番 建設経済委員長。          (15番 建設経済委員長 登壇) ◆15番(尾之内勝)  議長の御指名を得ましたので、建設経済委員会の審査の経過並びに結果について報告いたします。 去る9月5日の本会議におきまして、当委員会に付託を受けました議案第69号 知多市知多斎場の設置及び管理に関する条例の一部改正について、議案第71号 平成20年度知多市一般会計補正予算(第3号)のうち建設経済委員会所管事項について、議案第74号 平成20年度知多市知多墓園事業特別会計補正予算(第1号)、議案第75号 平成20年度知多市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)、以上4件について、9月9日午前9時30分から委員全員の出席のもとに委員会を開催し、慎重に審査をいたしました。 はじめに、議案第69号について報告いたします。 理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から2件の質問がありました。 その主な内容は、使用料減免の対象となった場合の減免の内容・範囲、また、減免した場合、その原資はとの質問に対し、対象は使用料を規定している火葬場、葬祭場、遺体安置室であり、対象者は自立支援の給付を受けている方です。また、減免の原資は、減免規定を市の判断で実施しているため、国・県からの費用負担はありませんとの答弁がありました。 ほか1件の質問に対しても答弁がありました。 採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、議案第69号 知多市知多斎場の設置及び管理に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第71号について報告いたします。 理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から4件の質問がありました。 その主な内容は、駅前広場用地購入費では、日長、寺本駅前広場の用地を購入し、整備をしていくとのことだが、そのスケジュールと内容はとの質問に対し、日長駅については駅東側の市道への違法駐車を解消するため、19年度にロータリー駐車場等の駅西側の広場整備を行いました。寺本駅については、19年度に駅西側と東側でエレベーターの設置に支障のない範囲でロータリー、歩道等の広場整備を行いました。今年度はエレベーター設置及び広場整備の残工事を行い、整備完了となりますとの答弁がありました。 ほか3件の質問に対しても、それぞれ答弁がありました。 採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、議案第71号 平成20年度知多市一般会計補正予算(第3号)のうち建設経済委員会所管事項については、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第74号について報告いたします。 理事者側の説明をもって了とし、採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、議案第74号 平成20年度知多市知多墓園事業特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第75号について報告いたします。 理事者側の説明をもって了とし、採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、議案第75号 平成20年度知多市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決すべきものと決しました。以上で報告を終わります。          (15番 建設経済委員長 降壇) ○議長(松井卓朗)  各委員長の報告について、一括質疑に入ります。 質疑を終結いたします。 一括討論に入ります。 討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第55号 知多市認可地縁団体印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正について、議案第56号 知多市職員の公益法人等への派遣に関する条例の一部改正について、議案第57号 知多市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について、議案第58号 知多市議会の議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例等の一部改正について、議案第59号知多市税条例等の一部改正について、議案第60号 知多市使用料及び手数料条例の一部改正について、議案第61号 知多市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について、議案第63号 財産の取得について、議案第64号 財産の取得について、議案第65号 知多市国民健康保険税条例等の一部改正について、議案第66号 知多市保育所の設置及び管理に関する条例の一部改正について、議案第67号 知多市やまもも授産所の設置及び管理に関する条例の一部改正について、議案第68号 新田小学校校舎第1期改築工事のうち建築工事請負契約について、議案第69号 知多市知多斎場の設置及び管理に関する条例の一部改正について、議案第71号 平成20年度知多市一般会計補正予算(第3号)について、議案第72号 平成20年度知多市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について、議案第73号 平成20年度知多市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)について、議案第74号 平成20年度知多市知多墓園事業特別会計補正予算(第1号)について、議案第75号 平成20年度知多市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について、以上19件について、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。          (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。よって、議案第55号から議案第75号まで、以上19件は原案のとおり可決されました。      ----------------------------- ○議長(松井卓朗)  ここでお諮りいたします。日程第20、認定議案第1号から日程第27、認定議案第8号まで、以上8件は、いずれも決算認定に関する案件でございますので、一括議題といたしたいと存じます。御異議ございませんか。          (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。よって、日程第20、認定議案第1号 平成19年度知多市一般会計歳入歳出決算認定についてから日程第27、認定議案第8号 平成19年度知多市下水道事業会計決算認定についてまで、以上8件を一括議題といたします。 これら8件の認定議案は、いずれも決算審査特別委員会に付託がしてございますので、21番 決算審査特別委員長の報告を願います。21番 決算審査特別委員長。          (21番 決算審査特別委員長 登壇) ◆21番(米原洋太郎)  議長の指名を得ましたので、決算審査特別委員会の審査の経過並びに結果について御報告をいたします。 去る9月5日の本会議におきまして、決算審査特別委員会に付託を受けました認定議案第1号から第8号までにつきまして、9月16日から18日までの3日間にわたり、委員全員の出席のもとに委員会を開催し、決算書並びに主要施策の成果及び予算執行の実績報告書を中心に、また監査委員の審査意見書も参考にして、慎重に審査をいたしました。 なお、関係諸帳簿等につきましても提出を願い、委員会の休憩中にこれらを閲覧いたしました。 はじめに、認定議案第1号 平成19年度知多市一般会計歳入歳出決算認定について報告をいたします。 審査の方法は、全体を4つに区切り、それぞれ理事者側の説明の後、質疑を行い、委員から313件の質問がありました。 その主な内容は、1件目、市税全体の徴収率が低下している理由はとの質問に対し、対前年比、現年課税分で0.21ポイントの減、滞納繰越分で1.02ポイントの増、合計で対前年比0.18ポイントの減となりました。現年課税分の個人市民税が税源移譲等により増加したものの、徴収率が対前年比0.43ポイントの減となったのが主な要因ですとの答弁がありました。 2件目、特別交付金について、調定額が予算に比べ減っている理由はとの質問に対し、18年度までは定率減税等による地方税の減収分が地方特例交付金で補てんされていました。減税の廃止に伴い、この特例措置がなくなることによる激変緩和の経過措置として、新たに創設されたのがこの特別交付金です。19年度の予算編成に当たっては、参考とする実績がなく、国からの情報も不足していたため、正確に見込むことができなかったことによるものですとの答弁がありました。 3件目、コミュニティ活性化事業の成果はとの質問に対し、コミュニティの企画提案による事業で、八幡コミュニティと南粕谷コミュニティでの2事業を採択・実施いたしました。成果は、いずれの事業も平成19年度の委託事業でありながら、20年度に入ってもコミュニティが独自の財源を確保し、真に自らの事業として主体的な活動を継続しており、地域のテーマを地域が主体的に取り組むという問題解決型コミュニティへの誘導に資することができたと考えていますとの答弁がありました。 4件目、訪問看護事業の24時間連絡体制による実績と効果はとの質問に対し、実績として、訪問回数は前年比892回増の3,439回で、延べ利用件数は前年比118件増の481件と大幅な伸びとなっています。効果としては、必要に応じて時間外、休日、深夜の訪問看護に対応することが利用者への安心となり、利用者増、収入増、在宅療養者への支援につながっているものと考えていますとの答弁がありました。 5件目、親子広場事業委託料の内容と成果はとの質問に対し、親子広場は、子育て中の親子が自由に参加でき、仲間の中で育児の不安や孤立感を解消できる場として定着してきています。委託2会場の年間利用者数は2,804人で、1回平均58人の親子が利用しています。市民の目線での子育て支援が実践され、市民相互の新たなネットワークにつながるものと考えていますとの答弁がありました。 6件目、大型せん定枝破砕機の購入による効果と利用内容はとの質問に対し、チップ化したせん定枝を自然循環することにより、焼却処分量を41.9トン減量することができました。チップは清掃センター、リサイクルプラザ、知多墓園、歴史民俗博物館の緑地に散布し、雑草の発育抑制に努めましたとの答弁がありました。 7件目、職業相談における相談者の年代別件数、就職件数はとの質問に対し、相談者の年代別件数は、求職カードを記載されていない方が多数みえるため把握はできませんが、相談件数は2,548件です。就職件数は54歳以下が29件、55歳から59歳が10件、60歳から64歳が20件、65歳以上が5件で合計64件ですとの答弁がありました。 8件目、農業塾を開催しているが、その内容はとの質問に対し、新たな農業者の創設を目的に開催したもので、本市の営農支援アドバイザーによる講座を開設し、その後、認定農業者会の指導農家のほ場において体験実習を行いました。本市の特産品であるレタス、タマネギ、ペコロスといった露地栽培でつくられている野菜の苗の植え付け、収穫を体験したもので、年7回の開催をいたしましたとの答弁がありました。 9件目、燃料電池学習機器の用途と効果はとの質問に対し、燃料電池の市民啓発用として水の電気分解装置とソーラーパネルを購入したもので、消耗品で購入したプロペラや燃料電池ミニカーとあわせて使用するものです。19年度は、産業まつりの水素・燃料電池体験コーナー等で4回使用し、燃料電池の仕組みなどについて、来場した市民の理解を深めることができました。今後は産業まつりなどのイベントのほか、市内小学校での環境・エネルギー学習などに利用する予定ですとの答弁がありました。 10件目、民間木造住宅の耐震改修の進捗率と改修促進への課題はとの質問に対し、平成15年度から19年度までに79件の改修が行われました。耐震診断での結果、改修が必要と判断されたものは952件でしたので、進捗率は8.3パーセントです。耐震診断を受けても改修をしていない方へのアンケートでは、自己負担が大きい、改修により使い勝手が悪くなるなどの理由から耐震改修を考えていないとの結果が得られました。今後も大地震から市民の生命や財産を守るため、耐震診断や耐震改修の必要性を、引き続き広報、ホームページ、地区回覧などでPRをしていきますとの答弁がありました。 11件目、自動体外式除細動器を使用した救命事例はとの質問に対し、救急隊員による救命事例が、平成16年12月に胸の痛みで倒れた52歳の男性と19年3月に自宅で胸の痛みを訴え心肺停止になった67歳の男性の2名です。一般市民による救命事例が、19年11月に知多運動公園のテニスコートで競技中に意識を失い倒れた63歳の男性と、20年4月に旭公園野球場で試合終了後倒れた35歳の男性の2名で、計4名の方が救命されておりますとの答弁がありました。 12件目、小学校の校舎等の耐震工事について、平成19年度末での未整備箇所と今後の計画はとの質問に対し、19年度末での耐震改修工事及び改築工事の進捗状況は、69.8パーセントです。20年度は、つつじが丘小学校で2棟の耐震改修工事、20・21年度で新田小学校6棟分と21・22年度で八幡小学校5棟分の改築工事を予定しており、八幡小学校の耐震化が完了すると、小学校全体の工事が完了となりますとの答弁がありました。 13件目、経常収支比率の推移では、前年比で5.5ポイント上昇し83.9パーセントとなっている。80パーセントを超えているが、主な要因と今後の傾向はとの質問に対し、数値が80パーセントを超えた要因として、平成19年度は市税をはじめとする経常一般財源収入が増となったものの、扶助費、補助費等の経常経費に充当した一般財源の増がこれを上回ったためです。扶助費では、支給額の引き上げにより負担割合が大きくなった児童手当や対象者が増えた生活保護費の増、補助費等では、病院事業などへの負担金の増などが主な要因です。今後の傾向は、市税が減少傾向にあることや、少子高齢化に係る扶助費の増加などが予想されるため、さらに厳しい状況が続くものと危惧していますとの答弁がありました。 14件目、実質収支額は18年度決算に比べ約4億円の減であるが、財政分析上、どう評価しているかとの質問に対し、平成18年度決算と比べ、市税において予算現額と収入済額との比較が減となったこと及び歳出全体の不用額が減となったことが主な要因で、特に歳出の不用額の減については、経常的経費の予算節減等により執行率が上昇したものと考えていますとの答弁がありました。 その他の299件の質問に対しても、それぞれ答弁がありました。 その後、討論に入り、反対1件、賛成1件の討論がありました。 採決の結果、委員多数の賛成を得ましたので、認定議案第1号 平成19年度知多市一般会計歳入歳出決算認定については、原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、認定議案第2号 平成19年度知多市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について報告をいたします。 理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から15件の質問がありました。 その主な内容は、退職被保険者等療養給付費保険者負担金の内容と件数、また補正をしたのに流用した理由はとの質問に対し、退職被保険者等療養給付費保険者負担金は、退職被保険者等が医療機関等で診療を受けた際の医療費の保険者負担分です。平均被保険者数は8,552人、レセプト件数は16万6,157件でした。補正で増額をしたのに流用した理由は、3月の補正においては、平成19年3月診療分から11月診療分までの実績により、残り3か月分を想定して積算をいたしましたが、実績では予想以上に医療費が増加したため流用したものですとの答弁がありました。 その他14件の質問に対しても、それぞれ答弁がありました。 採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、認定議案第2号 平成19年度知多市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定については、原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、認定議案第3号 平成19年度知多市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算認定について御報告をいたします。 理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から4件の質問がありました。 その主な内容は、医療給付費の不用額の理由はとの質問に対し、主な理由は、過去の実績により1人当たり費用額を72万4,825円と見込んだところ、インフルエンザの影響をそれほど受けることなく、1人当たり費用額は70万5,170円と見込みを下回ったため、不用額を生じたものですとの答弁がありました。 その他の3件の質問に対しても、それぞれ答弁がありました。 採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、認定議案第3号 平成19年度知多市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算認定については、原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、認定議案第4号 平成19年度知多市知多墓園事業特別会計歳入歳出決算認定について御報告をいたします。 理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から2件の質問がありました。 その主な内容は、墓所書換手数料の内容はとの質問に対し、利用許可証の記載事項が変更となった場合の書き換えまたは再交付に伴う1件200円の手数料で、内訳は利用者の死亡による利用権の継承が39件、利用者の住所または本籍の変更が17件、利用許可証の紛失による再交付が10件の合計66件分ですとの答弁がありました。 その他の1件の質問に対しても答弁がありました。 採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、認定議案第4号 平成19年度知多市知多墓園事業特別会計歳入歳出決算認定については、原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、認定議案第5号 平成19年度知多市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について御報告をいたします。 理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から7件の質問がありました。 その主な内容は、維持管理に係る需用費を節約できた理由はとの質問に対し、主なものは光熱水費の電気代と修繕料で、電気代については雨天日が18年度と比べ15日間少なかったため機械の稼動時間が少なかったことや、定期的なメンテナンスにより機械への負荷を減らしたことで節約することができたと考えております。修繕料についても定期的なメンテナンスを行い、突発的に発生する修繕費の抑制に努めたものですとの答弁がありました。 その他の6件の質問に対しても、それぞれ答弁がありました。 採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、認定議案第5号 平成19年度知多市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定については、原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、認定議案第6号 平成19年度知多市病院事業会計決算認定について御報告をいたします。 理事者側の説明の後、関係諸帳簿閲覧を行い、質疑に入り、委員から29件の質問がありました。 その主な内容は、医療相談収益が昨年度と比較して増となった理由と今後の事業活動展開の考えはとの質問に対し、人間ドック、健康診断料ともに受診者数が増加したことにより収益増となりました。特に個人で受診された人間ドック、健康診断が増加しています。今後の事業活動展開の考えについては、人間ドックにオプション検査を追加して選択肢を増やし、受診者数及び受診単価の増加を図り、本年度から始まった特定健診を可能な限り受け入れていくよう事業展開を図りたいと考えておりますとの答弁がありました。 その他の28件の質問に対しても、それぞれ答弁がありました。 採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、認定議案第6号 平成19年度知多市病院事業会計決算認定については、原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、認定議案第7号 平成19年度知多市水道事業会計決算認定について御報告をいたします。 理事者側の説明の後、関係諸帳簿閲覧を行い、質疑に入り、委員から22件の質問がありました。 その主な内容は、ポンプ場耐震改修工事の工事箇所と工事内容はとの質問に対し、平成17年に実施した耐震劣化診断調査の結果に基づき、粕谷台、新道、笹廻間の3ポンプ場の耐震補強改修工事を行いました。粕谷台ポンプ場は、貯水槽内部の補強改修、ポンプ室建替え、電気設備・場内整備工事を、新道及び笹廻間の両ポンプ場は、鉄骨造りに建て替え、耐震化を図ったものですとの答弁がありました。 その他の21件の質問に対しても、それぞれ答弁がありました。 その後、討論に入り、反対1件、賛成1件の討論がありました。 採決の結果、委員多数の賛成を得ましたので、認定議案第7号 平成19年度知多市水道事業会計決算認定については、原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、認定議案第8号 平成19年度知多市下水道事業会計決算認定について御報告をいたします。 理事者側の説明の後、関係諸帳簿閲覧を行い、質疑に入り、委員から17件の質問がありました。 その主な内容は、南部浄化センター高度処理施設の増設工事が19年度で終了したが、その効果はとの質問に対し、4月に稼動して以来、運転開始当初の変動も安定し順調に運転しています。放流水質は、化学的酸素要求量が第6次水質総量規制1リットル当たり20ミリグラムに対し8.6~12ミリグラム、全窒素が1リットル当たり16.5ミリグラムに対し8.5~11ミリグラム、全リンが1リットル当たり1.3ミリグラムに対し0.12~0.86ミリグラムと規制値を下回っています。第6次の規制値は満たしていますが、名古屋港海域等流域別下水道整備総合計画の目標値はまだまだ厳しいハードルとなっており、今後、現有施設の改造を進めて、目標値に対応していきますとの答弁がありました。 その他の16件の質問に対しても、それぞれ答弁がありました。 採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、認定議案第8号 平成19年度知多市下水道事業会計決算認定については、原案のとおり認定すべきものと決しました。以上で報告を終わります。          (21番 決算審査特別委員長 降壇) ○議長(松井卓朗)  委員長報告について、一括質疑に入ります。 質疑を終結いたします。 一括討論に入ります。11番 中村祐次議員。 ◆11番(中村祐次)  私は、日本共産党議員団を代表し、認定議案第1号 平成19年度知多市一般会計歳入歳出決算認定について、反対の立場で討論を行います。 福田内閣は、小泉政権で決めた地方財政切り捨てと三位一体の改革など構造改革を引き継ぎ、社会保障費の国民負担の増大の中、燃油の値上げをはじめとして諸物価の高騰など生活を圧迫しています。市民の収入は増えない中でのこのような現状に、市政は市民生活をどう守っていくかが問われています。 そうした観点から見ますと、知多市の一般会計歳入歳出決算は、実質収支において歳入総額250億4,918万8,865円、歳出総額240億8,015万571円、実質収支額9億1,274万794円の黒字となっています。また基金残高は77億8,757万6,548円で、対前年比2億5,704万8,711円の増となっています。こうした財源は、住民への社会保障費負担の軽減など市民に還元すべきであると考えます。 はじめに、歳入を見た場合、主体となる市税について税源移譲などによる個人市民税の増収や家屋の新増築による固定資産税の増収により、市税全体で対前年度比10億6,706万9,493円、7.2パーセントの増収となりましたが、収入未済額は5億9,292万8,759円で、対前年度比6,723万448円、12.8パーセントの増となっています。徴収率は全体として対前年度比0.18ポイントの減、滞納分は対前年度比1.02ポイントの増で、県下でも高い水準と言われています。景気後退、物価高騰の中、税金を納めたくても納めることのできない支払い困難な市民の暮らしをどう守るのか、そのための施策を抜きにしては市税の収納率を引き上げることは困難ではないでしょうか。 具体的な項目を見ていきますが、歳出について、2款2項 市民活動推進費で、市民の心肺機能の緊急事態に対する救命機器としての自動対外式除細動器(AED)を市内公共施設に完備したことは評価します。このことにより人命が救助されています。 次に、コミュニティバスについてですが、発足から5年になり、市民の間には定着してきていますが、さらに寺本台や日長・長浦地域などへの小型バスなどの乗り入れの検討を求めます。 企画総務費について、リニア中央エクスプレス建設促進期成同盟会分担金、伊勢湾口道路建設促進期成同盟会負担金は、無駄な大型公共事業を促進するものであり、認めることはできません。 3款 民生費の障害者福祉について、障害者自立支援法の導入により、障がい者自身の負担増と施設管理や介護介助者の労働条件が悪化し、福祉施設の民間経営に困難をもたらしています。ここに助成の必要と国・県への働きかけが求められています。 子どもの医療費に関して、今年度から無料制度の拡大があり、これまで子ども医療費の無料化拡充を訴えてきた市民や関係市民団体、保護者の方々などから歓迎されました。この子育て支援の一環は、近隣市町と肩を並べることとなりましたが、もう一歩進めて大府市並みに入院・通院の中学校卒業までの無料化の拡充を求めたいと考えます。 学童保育については、放課後子ども教室と一体化させた放課後子どもプランとして進めようとしていますが、これまで運営してきた放課後児童クラブの意見を十分に聞いて、慎重に進めることを求めます。 保育園については、正規職員の減で、パート・アルバイトにかわり正職の負担が大きく、改善を求めるものです。 福祉医療費では、後期高齢者医療制度導入の準備がされましたが、高齢者を75歳で線引きをし、医療に差別を持ち込み、また保険料も低い年金から天引きするなど、多くの問題のある制度で到底認めることはできません。高齢者が安心して医療を受けられる環境を整備すべきです。 衛生費で、妊産婦健診の里帰りの方への助成を行ったことは評価しますが、健診数は国でも14回が必要であるとしていることから、さらなる拡大を求めます。 特定疾病医療費助成については、アレルギーやぜんそくで苦しい思いをしていながら助成を受けることができない方もおります。ぜんそく患者の実態調査を行い、新規認定制度を復活し救済すべきです。 環境保全費については、八幡地域には降下ばいじんが多く観測されています。生活環境改善の見地からも対策に取り組むことを求めます。 8款 土木費について、道路橋りょう維持費で、交差点名案内標識がすべての信号交差点に設置されたことは評価します。 建築総務費では、耐震診断・耐震改修についての努力は認められますが、改修率は依然低い状況です。改修補助費の増額を求めます。 西知多道路については、中部空港の需要の伸びもなく、空港会社は路線の減便・撤退を打ち出しています。空港のためのアクセスはすでに知多横断道路を建設しました。新たな道路は無駄な公共事業であると考えます。 9款 消防費について、知多地域の中でも最低の消防職員の充足率であり、市民の安心・安全を守るためにも105人体制の早期確立を求めます。 消防の広域化には大きな問題があり、慎重な対応を求めます。 10款 教育費について、県の施策により35人学級が実現し、拡大もされましたが、さらなる拡大を求めます。 小中学校の耐震補強を前倒し実施していることは評価しますが、児童生徒が長時間過ごす教室であり、早期の実施完了を求めます。 学校給食については、アレルギー疾患の児童生徒に適切な給食の提供を求めます。 以上、各款項の決算を見て、評価するところ、指摘をするところ、また改善を求めるところを述べましたが、全体として本決算は市民の求める施策には不十分であり、認めることはできません。よって、認定議案第1号 平成19年度知多市一般会計歳入歳出決算認定に反対し、討論といたします。 ○議長(松井卓朗)  3番 江端菊和議員。 ◆3番(江端菊和)  私は、認定議案第1号 平成19年度知多市一般会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場で討論いたします。 本案は、歳入決算額250億4,918万8,865円、歳出決算額240億8,015万571円で、繰越財源を差し引いた実質収支額は9億1,274万794円となっております。 この実質収支額から前年度の実質収支額を差し引いた単年度収支は、4億133万7,330円の赤字となり、さらに財政調整基金積立金及び繰入金を除いた実質単年度収支は、5億1,009万7,574円の赤字となっております。これは、前年度比較で全体の不用額が減となったことが主な要因で、厳しい財政状況の中、重点施策の推進や行政サービスの確保に努めた結果であると理解しております。 歳入につきましては、普通建設事業費の増に伴う国庫補助金や市債の増により、前年度対比2.4パーセントの増となりました。 財源の柱となる市税は、個人市民税において、税源移譲及び定率減税の廃止などにより26.3パーセントの増、また、固定資産税において、家屋の新増築増により0.5パーセントの増となり、市税全体として7.2パーセントの増となっておりますが、税源移譲により所得譲与税が廃止となり、地方譲与税は63.9パーセントの減となっております。その中で市税の徴収率は96.2パーセントと依然として高いレベルを保っており評価できるものでありますが、決算審査意見書でも指摘されているとおり、滞納整理等徴収率の向上に努められるよう要望します。 一方、歳出につきましては、前年度に比べて4.1パーセントの増となっております。 平成19年度の主な事業としては、安心・安全なまちづくりとして、保育園、橋りょう、小中学校などの耐震改修、民間木造住宅の耐震診断・改修支援などに積極的に取り組まれたほか、耐震改修促進計画の策定や避難所生活体験事業の拡大実施などの取り組みをされました。 また、市民活動推進として、団塊世代のための大人の学校の開設、国際交流として、市民調査団によるカタール国との友好交流を推進されました。 福祉・保健の分野では、障がい者の自立支援、訪問看護の24時間対応、子育て支援、不妊治療や妊婦等乳児健康診査の拡充など、各種事業を展開されました。 環境対策への取り組みとしては、住宅用太陽光発電システムや高効率給湯器の設置支援、バイオディーゼル燃料化の導入調査、せん定枝のチップ化など、循環型社会の構築に向けた努力が認められます。 産業経済の分野では、担い手育成を含めた農業振興、もの創り支援をはじめとする商工振興を実施するとともに、全国梅サミットは多くの市民や関係団体の協力を得て成功裏に終わったことは記憶に新しいところであります。 都市基盤整備としましては、東海知多線や知多刈谷線の着実な整備、そして、寺本など駅周辺の整備を実施するとともに、佐布里水源の森整備や緑化推進事業を展開されました。 消防力の充実強化のため、応急救護用の資機材整備や消防団の拠点整備などを進められました。 教育の分野では、不登校・いじめなどに関する教育相談や教職員の指導力向上に努め、児童生徒の学校生活に対する支援の充実を図るとともに、岡田小学校グラウンド整備、知多中学校の管理棟改築が実施されました。また、特別企画展をはじめとした文化芸術事業のほか、スポーツ振興も図られました。 以上、本決算における事業執行は、安全・安心なまちづくりを中心に、市民サービス向上のため健全な財政運営を基本として推進されたものと考えます。 最後に、政府の地方分権改革推進委員会による第1次勧告では、地方が主役の国づくりに向け、基礎自治体として市町村の自治権の拡充が求められ、地方の重要性が増すとともに、責任の度合いも高まるものと考えます。こうした中で、現在、国政並びに経済の状況は不透明感が増すばかりですが、冷静に動向を見きわめ、市民福祉の向上を第一に、健全で魅力ある地域づくりを推進されるよう強く要望いたしまして、本案の認定に賛成いたします。 ○議長(松井卓朗)  再開後1時間を経過をいたしておりますが、今しばらく本会議を続行いたしたいと存じます。よろしくお願いをいたします。 11番 中村祐次議員。 ◆11番(中村祐次)  私は、日本共産党議員団を代表し、認定議案第7号 平成19年度知多市水道事業会計決算認定について、反対の立場で討論を行います。 市の水道普及率は99.9パーセントと、ほぼ全市民に給水されています。したがって、安全・安心な水道水を給水することが水道行政に求められています。しかしながら、この知多半島には一部を除き長良川河口堰からの導水です。長良川河口堰からの水は、沿線住民の生活廃水や工業・農業廃水なども含まれ、そのために飲料水に適応するよう薬品の投入も行われています。薬品の投入によって水質は低下し、臭い、まずいと言われます。うまい水と言われた木曽川の水が工業用水や農業用水として使われ、問題の多い水が水道水というのは、だれが考えても納得のいく話ではありません。水道水は、もとの木曽川の水に戻すこと、当面は愛知用水に持っている水利権を行使すべきです。 次に、年間有収水量ですが、前年度比5万6,068立方メートル、0.6ポイント増加し、904万9,500立方メートル、有収率は対前年度比0.2ポイントの増となり、93.7パーセントになりました。一昨年から引き続く有収率の引き上げについては評価します。有収率の1パーセントは1,150万円と言われています。引き続き有収率の向上に努められることを求めます。 県営上水受水費ですが、県営水道との受水契約上生じる空料金は、水道会計に影響します。現在、県との受水契約は1日3万2,000立方メートルですが、猛暑続きと言われた昨年の最高給水量は、8月17日、2万9,486立方メートルで、前年より219立方メートルの減となっています。ここ3年の最高給水量は17年の2万9,800立方メートルで、3万立方メートルを超すことはありません。県営水道との受水契約量を引き下げることを求めます。 以上、知多市水道事業会計について評価する点、あるいは今後の課題として見直しを求める点を指摘し、本市の水道原水が長良川河口堰からの給水であることを認めることはできず、よって、認定議案第7号 平成19年度知多市水道事業会計決算認定に反対し、討論といたします。以上です。 ○議長(松井卓朗)  8番 島﨑昭三議員。 ◆8番(島﨑昭三)  認定議案第7号 平成19年度知多市水道事業会計決算認定について、私は賛成の立場で討論をいたします。 平成19年度の決算につきましては、給水人口は前年度と比べ0.6パーセント増加し、給水戸数は前年度と比べ2.2パーセント増の3万2,305戸となりました。年間総給水量は前年度に比べて0.3パーセント増加し、965万4,195立方メートルとなりました。また、年間有収水量は前年度に比べて0.6ポイント増、有収率は前年度に比べ0.2ポイント増の93.7パーセントとなりました。この有収率は、愛知県内の市平均93.1パーセントを上回っております。経営状況は、当年度の純利益は3,391万6,782円を計上したことから、企業努力の結果であると評価をいたしております。 建設改良事業は、配給水管布設替工事等を30件実施し、円滑な給水が確保できるよう、老朽管更新をはじめとする施設改善や地震対策のためのポンプ場の耐震改修工事を計画的に実施いたしました。また、量水器の計画的な取り替えや漏水対策の実施に伴い、有収率は年々増加となり、収益改善が図られております。 水道事業は、市民の日常生活に直結し、市民の健康と安全を守るため必要不可欠の最も大切な資源であるとともに、事業者である市の責務は極めて大きなものがあります。市民の節水意識の高まりや少子高齢化、人口減少を見通した水需要を予測すれば、水需要の伸びは期待しがたく、事業に関する費用の圧縮を今から計画的にしていかなければなりません。限られた財源の中で配給水設備の老朽化対策、耐震対策など、計画的でより効率的な事業推進を図ることが、今後、より一層求められております。さらに、職員一人ひとりがより一層の経費節減、効率化を日常不断から心がけ、経営の安定及び財産基盤の強化を図り、今後も安全で良質な水、水質管理の徹底による安心な水の安定供給に努力されますことを強く要望いたしまして、本議案の認定に賛成をいたします。 ○議長(松井卓朗)  討論を終結いたします。 これより採決いたします。 認定議案第1号 平成19年度知多市一般会計歳入歳出決算認定について、原案のとおり認定することに賛成の方は挙手を願います。          (多数の挙手あり) 多数賛成の挙手を得ました。よって、本案は原案のとおり認定されました。 認定議案第2号 平成19年度知多市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定議案第3号 平成19年度知多市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定議案第4号 平成19年度知多市知多墓園事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定議案第5号 平成19年度知多市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定議案第6号 平成19年度知多市病院事業会計決算認定について、以上5件について、原案のとおり認定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。よって、認定議案第2号から認定議案第6号まで、以上5件は原案のとおり認定されました。 認定議案第7号 平成19年度知多市水道事業会計決算認定について、原案のとおり認定することに賛成の方は挙手を願います。          (多数の挙手あり) 多数賛成の挙手を得ました。よって、本案は原案のとおり認定されました。 認定議案第8号 平成19年度知多市下水道事業会計決算認定について、原案のとおり認定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり認定されました。      -----------------------------
    ○議長(松井卓朗)  日程第28、議案第76号 平成20年度知多市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 議案の朗読を省略して、提案理由の説明を願います。市長。          (市長 登壇) ◎市長(加藤功)  議案第76号 平成20年度知多市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)。 今回の補正予算は、歳入歳出予算にそれぞれ2,736万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ75億9,596万円とするものでございます。 詳細につきましては健康福祉部長から説明させますので、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願いいたします。          (市長 降壇) ○議長(松井卓朗)  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(浅井哲生)  議案第76号 平成20年度知多市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について御説明いたします。 6ページをお願いいたします。 2の歳入でございます。 4款1項1目 療養給付費交付金は、2,736万円の追加をお願いするもので、1節 現年度分の退職被保険者等療養給付費交付金(現年)は、退職被保険者等高額療養費の補正の財源として、社会保険診療報酬支払基金から交付を受けるものでございます。 8ページをお願いいたします。 3の歳出でございます。 2款 保険給付費、2項 高額療養費、2目 退職被保険者等高額療養費は、2,736万円の追加をお願いするもので、19節負担金、補助及び交付金の退職被保険者等高額療養費保険者負担金は、当初予算の見込みを大幅に上回る給付請求があり、10月以降の支払いに予算不足を生じましたので、必要額を計上させていただきました。以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(松井卓朗)  質疑に入ります。 質疑を終結いたします。 本案は、会議規則第36条第1項の規定により、福祉文教委員会に付託いたします。 ここでお諮りをいたします。この際、暫時休憩いたしたいと存じます。これに御異議ございませんか。          (「異議なし」の声あり) 異議なしと認め、暫時休憩といたします。      -----------------------------          (休憩 午前10時49分)          (再開 午前11時24分)      ----------------------------- ○議長(松井卓朗)  休憩前に引き続き本会議を再開いたします。 先ほど、福祉文教委員会に付託いたしました議案第76号の審査が終了し、その報告書が議長に提出をされました。よって、議案第76号 平成20年度知多市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 14番 福祉文教委員長の報告を願います。14番 福祉文教委員長。          (14番 福祉文教委員長 登壇) ◆14番(向山孝史)  議長の御指名を得ましたので、福祉文教委員会の審査の経過並びに結果について報告いたします。 先ほど本会議におきまして当委員会に付託を受けました議案第76号 平成20年度知多市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について、本日11時00分より委員全員の出席のもとに委員会を開催し、慎重に審査をいたしましたので、報告いたします。 理事者側の説明の後、質疑に入り、委員から10件の質問がありました。 その主な内容は、1件目、退職被保険者等高額療養費保険者負担金の予算が不足となった理由はとの質問に対して、当初予算においては、退職者医療制度の廃止に伴う経過措置により、制度改正前の8,800人分を1か月、制度改正後の1,900人分を11か月と想定し予算計上いたしましたが、実際には制度改正前の8,800人分の影響が6月支払い分までありました。また、退職被保険者等の1人当たりの高額療養費を2万200円と見込みましたが、9月支払い分までの実績においては2万2,500円となったため、予算不足を生じたものですとの答弁がありました。 2件目、最終日での補正予算の追加上程となったが、予算執行状況の確認方法と今後の対応はとの質問に対して、予算執行状況の確認は、支出調書を作成した際、予算額、執行済額、残額を確認するとともに、毎月歳出月計表を作成し、確認することになっています。今後はこのようなことがないよう、予算執行管理の意識を高め、月計表の作成、確認についても点検を徹底していきますとの答弁がありました。 ほか8件の質問に対しても、それぞれ答弁がありました。 また、要望が1件ありました。 採決の結果、委員全員の賛成を得ましたので、議案第76号 平成20年度知多市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)については、原案のとおり可決すべきものと決しました。以上で報告を終わります。          (14番 福祉文教委員長 降壇) ○議長(松井卓朗)  福祉文教委員長の報告について、質疑に入ります。 質疑を終結いたします。 討論に入ります。 討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第76号 平成20年度知多市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について、原案に賛成の方は挙手を願います。          (全員の挙手あり) 全員賛成の挙手を得ました。よって、本案は原案のとおり可決されました。      ----------------------------- ○議長(松井卓朗)  日程第29、同意案第1号 教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 議案の朗読を省略して、提案理由の説明を願います。市長。          (市長 登壇) ◎市長(加藤功)  同意案第1号 教育委員会委員の任命について。 本案は、教育委員会委員竹内明子氏及び竹内信廣氏の任期が来る9月30日をもって満了となりますので、その後任として竹内明子氏、石井文廣氏を任命し、また新たに保護者からの委員として深谷尚義氏を任命いたしたく、本議会の御同意をお願いするものでございます。 経歴等につきましては、添付の経歴書をごらんいただき、教育部長から説明させますので、よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願いいたします。          (市長 降壇) ○議長(松井卓朗)  教育部長。 ◎教育部長(栗本清光)  教育委員会委員の任命につきまして御説明を申し上げます。 今回は、3名の教育委員会委員をお願いするものでございます。 1人目は、竹内明子氏でございまして、住所は知多市岡田字向屋敷16番地の1、生年月日は昭和24年7月7日でございます。竹内明子氏の最終学歴、職歴、公歴につきましては、お手元の経歴書のとおりでございまして、教育委員会委員として再任をお願いするものでございます。 2人目は、石井文廣氏でございまして、住所は知多市金沢字南根56番地、生年月日は昭和23年10月28日でございます。石井文廣氏の最終学歴、職歴、公歴につきましては、お手元の経歴書のとおりでございまして、新たに任命をお願いするものでございます。 3人目は、深谷尚義氏でございまして、住所は知多市八幡字小根180番地の2、生年月日は昭和34年4月21日でございます。深谷尚義氏の最終学歴、職歴、公歴は、お手元の経歴書のとおりでございまして、今回新たに保護者代表の教育委員会委員として任命をお願いするものでございます。以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(松井卓朗)  質疑に入ります。 質疑を終結いたします。 本案は、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと存じます。御異議ございませんか。          (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。 討論に入ります。 討論を終結いたします。 これより採決いたします。 同意案第1号 教育委員会委員の任命についてのうち、竹内明子氏を原案のとおり同意することに賛成の方は挙手を願います。          (全員の挙手あり) 全員賛成の挙手を得ました。よって、竹内明子氏を教育委員会委員に同意することに決しました。 次に、石井文廣氏を原案のとおり同意することに賛成の方は挙手を願います。          (全員の挙手あり) 全員賛成の挙手を得ました。よって、石井文廣氏を教育委員会委員に同意することに決しました。 次に、深谷尚義氏を原案のとおり同意することに賛成の方は挙手を願います。          (全員の挙手あり) 全員賛成の挙手を得ました。よって、深谷尚義氏を教育委員会委員に同意することに決しました。      ----------------------------- ○議長(松井卓朗)  日程第30、議案第77号 知多市議会会議規則の一部改正についてを議題といたします。 議案の朗読を省略して、提出者である12番 山口 修議員から提案理由の説明を願います。12番 山口 修議員。          (12番 山口 修議員 登壇) ◆12番(山口修)  議長の御指名を得ましたので、議案第77号 知多市議会会議規則の一部改正について、提案理由を述べさせていただきます。 今回の一部改正につきましては、地方自治法の改正に伴い、規則中で引用する条項を改めるもので、第157条第1項中、「第100条第12項」を「第100条第13項」に改めるものでございます。 附則といたしまして、この規則は公布の日から施行するものです。 本案は、それぞれ各会派にて慎重に御協議をいただき、議会運営委員会におきましても御検討いただき、ここに御提案を申し上げる次第でございます。よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願いを申し上げます。          (12番 山口 修議員 降壇) ○議長(松井卓朗)  質疑に入ります。 質疑を終結いたします。 本案は、委員会付託を省略いたしたいと存じます。御異議ございませんか。          (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。 討論に入ります。 討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第77号 知多市議会会議規則の一部改正について、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。          (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。      ----------------------------- ○議長(松井卓朗)  ここでお諮りをいたします。日程第31、意見書案第4号から日程第35、意見書案第8号まで、以上5件はいずれも国等へ提出する意見書でございますので、一括議題といたしたいと存じます。御異議ございませんか。          (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。よって、日程第31、意見書案第4号 生活保護の充実を求める意見書についてから日程第35、意見書案第8号 食料自給率の向上を求める意見書についてまで、以上5件を一括議題といたします。 提出者である16番 北原日出海議員、12番 山口 修議員から提案理由の説明を願います。最初に、16番 北原日出海議員の説明を願います。16番 北原日出海議員。          (16番 北原日出海議員 登壇) ◆16番(北原日出海)  議長の御指名をいただきましたので、意見書案第4号 生活保護の充実を求める意見書案について、提案理由を述べさせていただきます。 この意見書案につきましては、私と中村祐次議員、中平ますみ議員の賛成者をもって上程する運びとなりましたので、ここに御提案をさせていただきます。 それでは、生活保護の充実を求める意見書案について、本文を読み上げ、提案理由とさせていただきます。 生活保護の充実を求める意見書。 貧困化が広がるなかで、国民の生存権保障の主柱である生活保護制度の充実が求められている。ところが政府は、「聖域なき財政改革」を掲げて生活保護制度の見直しを進め、老齢加算の廃止に続き、さらに昨年からは、母子加算の段階的廃止を行おうとしている。 そもそも老齢加算は、「他の年齢層より消化吸収が良い良質な食品や肉体的条件から寒さに対応した被服費・暖房費・保健衛生費、近隣・知人への訪問や墓参りなど、高齢者の需要に配慮した」ものとして、また、母子加算は、「配偶者に欠けた状態にある者が児童を養育しなければならないことに対して、社会的参加に伴う被服費、片親がないことにより精神的負担を持つ児童の健全な育成を図るための費用など」として制度化されてきたものである。 今日、貧困と格差の広がりはより深刻さを増している。2007年9月の内閣府の発表は「生活に悩みや不安を感じている人」は69.5パーセントと過去最高になっている。このようななかで、これら支援の縮減・廃止は、生活保護世帯の暮らしを一層困難に陥れることになる。 よって、国におかれては、憲法第25条を守り、「健康で文化的な最低限の生活を保障する」ために、生活保護の老齢加算、母子加算を復活されるよう強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成20年9月26日、愛知県知多市議会。 以上でございます。何とぞ議員各位の御理解をいただきまして、意見書を採択賜りますようよろしくお願い申し上げまして、壇上での説明を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。          (16番 北原日出海議員 降壇) ○議長(松井卓朗)  次に、12番 山口 修議員の説明を願います。12番 山口 修議員。          (12番 山口 修議員 登壇) ◆12番(山口修)  議長の御指名を得ましたので、意見書案第5号 愛知県の私学助成の増額と拡充に関する意見書、意見書案第6号 学級規模の縮小と次期教職員定数改善計画の実施を求める意見書、意見書案第7号 道路財源の確保についての意見書、意見書案第8号 食料自給率の向上を求める意見書、以上4件の意見書について、提案理由を述べさせていただきます。 これらの意見書につきましては、それぞれ各会派にて慎重に御協議をいただき、議会運営委員会におきましても御検討いただきましたので、ここに御提案を申し上げる次第でございます。 以下、4件の意見書案について、本文を朗読させていただきます。 意見書案第5号 愛知県の私学助成の増額と拡充に関する意見書。 私立学校は、公立学校とともに県民の教育を受ける権利を保障する上で重要な役割を担っており、県においては、学費と教育条件の公私間格差是正と父母負担軽減を目的として、各種助成措置を講じてきたところである。 しかし、県の私学関係予算は、公立学校の教育費に比べ十分に確保されているとは言えない。また、現行の助成制度のみでは充実した支援とはなっておらず、新たな助成制度の確立も望まれている。 さらに、景気の減速も重なり、私学に通わせる父母の経済的負担は厳しい状況にあり、経済的理由での退学や授業料を滞納する生徒が急増している。また、私学を選びたくても選ぶことのできない層がますます広がり、学費の公私間格差が学校選択の障害となり、教育の機会均等を損なっている。 私立高校は、生徒急増期においては、生徒収容で多大な役割を担うなど、「公私両輪体制」で県下の「公教育」を支えてきた。それは、長年にわたる県政の最重点施策でもあり、財政状況が厳しい中にあっても、公私立間で均衡のとれた財政措置をとることが求められている。 よって、貴職におかれては、父母負担の軽減と教育改革を願う広範な要望に応え、私立高校等への経常費助成を増額し、父母負担軽減に大きな役割を果たしている授業料助成を拡充するとともに、学費と教育条件の公私間格差を着実に是正できる新たな助成制度を確立することを要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成20年9月26日、愛知県知多市議会。 意見書案第6号 学級規模の縮小と次期教職員定数改善計画の実施を求める意見書。 学校現場では、いじめや不登校、非行問題行動など、子どもたちをとりまく教育課題は依然として克服されておらず、これまでにも増してきめ細かな対応が必要となってきている。また、特別支援教育のあり方や日本語教育の必要な子どもの増加などの課題にも直面している。このようなさまざまな課題に対応するためには、学級規模の縮小は不可欠である。各地方自治体の工夫で学級規模の縮小が行われているものの、その配置教員などの財政負担は本来国が負うべきものと考える。 一方、第七次教職員定数改善計画が2005年度に完結して以来、次の改善計画の実施は見送られたままになっている。また、その後の「教育課題対応緊急3か年対策」や、主幹教諭1,000人の配置では、学校現場の課題解決に結びつかず、子どもたち・保護者・市民の願いに応えるものとはなっていない。一人ひとりにゆきとどいた教育を実現するためには、教員が子どもと向き合う時間を確保し、よりきめ細かな指導が可能となるようにしていかなければならない。そのためにも、教職員定数増をはじめとした教育条件整備が重要であり、次期定数改善計画の実施を含めた国によるさらなる定数改善が望まれる。 よって、国におかれては、平成21年度の政府予算編成にあたり、国段階における学級規模縮小と次期教職員定数改善計画の早期実施にむけて、十分な教育予算を確保されるよう強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成20年9月26日、愛知県知多市議会。 意見書案第7号 道路財源の確保についての意見書。 道路は、市民生活や経済・社会活動を支える上で、最も重要な社会資源の一つである。活力があり、安全で安心できる社会の実現には、道路を計画的に整備・維持管理することが重要である。 現在、地方においては、幹線道路の整備、交通事故の防止、道路環境の改善、さらには、東海・東南海地震などの災害時における救援物資の輸送路確保といった課題が数多くある。また、今後、急速に老朽化する多くの道路施設を、適切に維持・修繕・更新していく必要がある。 これらの課題に適切に対処し、地方が真に必要としている道路整備や道路の維持管理を計画的に進めるには、安定的な財源を確保していくことが不可欠である。 よって、国においては、地方の実情や意見を十分に踏まえ、平成20年5月13日閣議決定された「道路特定財源に関する基本方針」に沿って、道路特定財源の一般財源化については、地方財政に影響を及ぼさないように措置するとともに、今回の暫定税率の失効期間中の地方の減収に対して、早急に国の責任において適切な補てん措置を講じるよう強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成20年9月26日、愛知県知多市議会。 意見書案第8号 食料自給率の向上を求める意見書。 わが国の食料自給率は世界でも異常な40パーセントにまで低下し、国際的に穀物価格等が高騰するなど世界の食料事情が大きく変化する中で、国民への食料の安定供給を確保していくためには、国の責任として食料自給率向上に向けて国内での食料の生産拡大を推進する必要がある。 また、食の安全・安心を大きくゆるがす事態が頻発しており、食に関する信頼を高め、安全・安心な生産・流通システムの拡大が求められている。 よって、国におかれては、食料自給率の向上について対策を講じられるよう強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成20年9月26日、愛知県知多市議会。 以上、朗読説明をいたしました。何とぞ御理解を賜り、御賛同いただきますようお願いを申し上げ、提案理由とさせていただきます。          (12番 山口 修議員 降壇) ○議長(松井卓朗)  一括質疑に入ります。 質疑を終結いたします。 これらの5件の意見書案は、委員会付託を省略いたしたいと存じます。御異議ございませんか。          (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。 一括討論に入ります。9番 中平ますみ議員。 ◆9番(中平ますみ)  私は、日本共産党議員団を代表して、上程されました意見書案第4号 生活保護の充実を求める意見書について、賛成の立場で討論いたします。 現在の生活保護法は、世界的な生存権保障制度の確立運動の流れと国民の民主主義と暮らしを守る要求と運動の中で、1950年にできました。生活苦や貧困、病気は、個人の責任ではなく、政府の低賃金政策や貧しい健康・医療・福祉政策、労働政策など社会的要因によるものです。生活保護法は、こうした社会的原因による生活苦から国の責任で国民の生活を守ることを目的としてつくられました。 ところが、社会保障構造改革路線を打ち出した政府は、老齢加算を必要とする特別な需要は認められないとして、2006年に全廃しました。さらに、今年8月、2009年度予算の概算要求のまとめの中で、社会保障費2,200億円の削減に固執し、2007年度から段階的に削減してきたひとり親世帯への母子加算を2009年度から廃止することを盛り込みました。これは、まさに憲法25条を踏みにじる暴挙ではないでしょうか。 健康で文化的な生活は国民の権利であり、国にはその権利を保障する義務があります。そもそも老齢加算は、加齢に伴う食事への配慮や慶弔費の増加など、特別な需要が認められるとして生活扶助費に上乗せして支給されていました。また、母子加算は、片親がいないことにより精神的負担を持つ児童の健全な育成を図るための費用として支給されているものです。 現状はどうでしょうか。生活保護を受けている82歳の女性の方は言います。加算が廃止されて以来、余裕が全くなくなりました。親戚の葬儀で香典が出せませんでした。切なかった。もう削れるものはありません。また下げられたら生きていけないと。 また、ある母子家庭の親子は、私たちの命綱を削らないでください。子どもに教育を受けさせてやりたいと話されました。 生活保護の老齢加算、母子加算は、必要だからこそ制度化されたのではないでしょうか。今、貧困と格差が広がり、その上異常な物価高騰や不況で生活は大変です。特に生活保護など、所得の低い世帯には深刻な打撃を与えています。このような事態だからこそ、今議会におかれまして、ぜひ生活保護の老齢加算、母子加算を復活させるよう求め、議員各位の御賛同をお願いいたしまして、賛成の討論といたします。以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(松井卓朗)  討論を終結いたします。 これより採決いたします。 意見書案第4号 生活保護の充実を求める意見書について、原案に賛成の方は挙手を願います。          (少数の挙手あり) 賛成の挙手少数であります。よって、本案は否決されました。 意見書案第5号 愛知県の私学助成の増額と拡充に関する意見書について、意見書案第6号 学級規模の縮小と次期教職員定数改善計画の実施を求める意見書について、意見書案第7号 道路財源の確保についての意見書について、意見書案第8号 食料自給率の向上を求める意見書について、以上4件について、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。          (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。よって、意見書案第5号から意見書案第8号まで、以上4件は原案のとおり可決されました。 ただ今可決をされました4件の意見書の提出先、事務手続等の処置につきましては、議長に御一任をいただきたいと存じます。御異議ございませんか。          (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。よって、後刻関係行政庁へ送付いたしますので、よろしく御了承を願います。 念のため、提出先を申し上げます。 意見書第5号は愛知県知事あてに、意見書第6号は内閣総理大臣、財務大臣、文部科学大臣、総務大臣、衆議院議長、参議院議長あてに、意見書第7号は内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、国土交通大臣、衆議院議長、参議院議長あてに、意見書第8号は内閣総理大臣、農林水産大臣、衆議院議長、参議院議長あてにそれぞれ提出をいたしますので、よろしくお願いをいたします。 ここでお諮りをいたします。現在、12時を少し経過しておりますが、今しばらく本会議を続行いたしたいと存じます。これに御異議ございませんか。          (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。よって、本会議を続行いたします。      ----------------------------- ○議長(松井卓朗)  日程第36、議員派遣についてを議題といたします。 本件は、会議規則第157条の規定に基づき、議員の派遣について議会の議決をお願いするものでございます。 派遣内容はお手元の資料のとおりでございます。 念のため、派遣する件名を申し上げます。 全国消防操法大会でございます。 お諮りいたします。ただ今申し上げました件につき、お手元の資料のとおり議員の派遣をいたしたいと存じます。これに御異議ございませんか。          (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。よって、お手元の資料のとおり議員を派遣することに決しました。      ----------------------------- ○議長(松井卓朗)  以上をもちまして、本日の議事日程は全部終了いたしました。 ここで、市長よりあいさつをいたしたい旨の申し出がございましたので、よろしくお願いいたします。市長。          (市長 登壇) ◎市長(加藤功)  議長のお許しをいただきましたので、一言御礼のごあいさつを申し上げます。 このたびの9月定例会におきましては、本日最終日に提出をさせていただきました補正予算案を含め、数多くの議案等につきまして、いずれも御議決賜り、また、平成19年度の各会計決算につきましても、決算審査特別委員会におきまして熱心に御審査いただきました結果、本日貴重な御意見を付して御認定を賜り、厚く御礼申し上げます。 なお、今後、市政の執行に当たりましては、このたびの決算審査における御意見等に十分留意いたしまして、予算の適正かつ効率的な執行と健全財政を堅持するよう努力いたす所存であります。今後とも、議長はじめ議員各位の御指導と御協力を賜りますようお願い申し上げます。 今年は、ゲリラ豪雨と呼ばれる局地的な大雨が全国各地を襲い、県内においても甚大な被害をもたらしました。また、先週末には台風13号が当地域に接近いたしましたが、幸い本市に被害はありませんでした。このような風水害に限らず、地震災害など自然災害におきましても対処を怠らず、安心・安全なまちづくりにまい進していく所存でございます。 議員各位におかれましても、御理解、御協力をいただきますとともに、時節柄、健康にも十分御留意いただきますよう申し添えまして、お礼のごあいさつとさせていただきます。 本日は誠にありがとうございました。(拍手)          (市長 降壇) ○議長(松井卓朗)  これにて第3回知多市議会定例会を閉会いたします。          (閉会 午後0時05分)地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 平成20年9月26日                   知多市議会  議長      松井卓朗                          7番署名議員  中村千惠子                          18番署名議員  小坂 昇...